ヘパリン類似物質ローション0.3%「日医工」

足首のかゆみを、不連続で感じるようになり、気がつくと、日焼けのように沈着してしまった。夏だったので、日焼けだろうと、気に留めてなかった。その後、靴下の違和感が強くなり、透析中はむず痒さが増す。足の甲は痒みのないものの、沈着している。

先日、粉瘤の切開で皮膚科に訪れたときに、ついでにこの沈着を確認すると、「乾燥ですね」とあっさり診断されてしまった。老化による乾燥なのだろう。ヘパリン類似物質ローションを処方される。

続けていると、肌の調子が良い。冬場は気がついたときにワセリンを塗って乾燥を抑えているが、これは皮膚表面の乾燥防止まで。ヘパリン疑似物質は真皮まで届いて乾燥を和らげる。足の甲も乾燥なのだろう。その後は靴下の違和感は大分和らいだ。

 

なにか症状が出たときに、無思考で投薬を続けていては、治療の効果に大きく差が出てくると思う。直感的な判断で治療が不要と思ったり、間違った処方を続けてしまうことがある。そうしないためにも、治療法については、様々な情報をインプットして熟考が必要だと、再認識した。