2022年最後の透析

今年最後の透析が終了。年末年始で1時間早く、22:00終了のため、15:30に入室し、しっかり6時間。口の中が塩辛く感じるので、増えすぎを心配しながら測定すると、1800gと少なめでびっくり。外食はしていないので納得。

前から気になっていることは、穿刺箇所の皮膚の薄さがある。上から押さえると、タプタプとしている。薄膜のようだ。先日、感染症で皮膚が破れる可能性があるので、穿刺箇所を変えてみましょうということになり、いつもと違う場所で針をさす。普通の痛み。

 

ヘパリン類似物質ローション0.3%「日医工」

足首のかゆみを、不連続で感じるようになり、気がつくと、日焼けのように沈着してしまった。夏だったので、日焼けだろうと、気に留めてなかった。その後、靴下の違和感が強くなり、透析中はむず痒さが増す。足の甲は痒みのないものの、沈着している。

先日、粉瘤の切開で皮膚科に訪れたときに、ついでにこの沈着を確認すると、「乾燥ですね」とあっさり診断されてしまった。老化による乾燥なのだろう。ヘパリン類似物質ローションを処方される。

続けていると、肌の調子が良い。冬場は気がついたときにワセリンを塗って乾燥を抑えているが、これは皮膚表面の乾燥防止まで。ヘパリン疑似物質は真皮まで届いて乾燥を和らげる。足の甲も乾燥なのだろう。その後は靴下の違和感は大分和らいだ。

 

なにか症状が出たときに、無思考で投薬を続けていては、治療の効果に大きく差が出てくると思う。直感的な判断で治療が不要と思ったり、間違った処方を続けてしまうことがある。そうしないためにも、治療法については、様々な情報をインプットして熟考が必要だと、再認識した。

6時間透析

リモートワークになって、早くクリニックに行くことができるようになった。最近は6時間透析が続いている。時間を伸ばしても、透析回数が同じであれば、効果は少ないが、除水速度は緩やかになるので、引ききれない量は少ない。

体調は?いや、実感できることはない。まあ、引き過ぎで、耳が詰まったり、倦怠感があったり、そんなことはなくなった。

5時間よりは良いのだろう。

老化を緩やかに

出かけるときに忘れ物をしたり、突発的なことがおきて状況の把握に時間がかかったり、いつも急かされている気持ちになったり、または、コミュニケーションが緩慢になったり。老害と言われる行動が増えてきた。

 

これは脳の老廃物がたまり、脳での情報分析、伝達が衰えてきているらしい。若い頃であれば、多量の情報を耳や目からインプットしても、苦労なく瞬時に処理ができ、働いた脳もすぐに回復していたが、40を超えると、その回復力が衰える。その対策としてはインプットを遮断する時間帯を決めて、脳の回復できる時間を確保すること。

 

一番の効果はスマホ断ち。テレビは殆ど見なくなっているので、時間が空いているときは家でも外でも、スマホをいじり、ありとあらゆる情報や感情をインプットしているが、それでも脳は働いている。まずはゲームとSNSは見る時間を限定。お子様ですね。

血圧

DWが下げていって、やっと平時の血圧が落ち着いた

心胸比を毎月測定していて、こうでしたよ言われても、医者から話しかけなければ放置していた。自分の体のことだから、検査結果をみて、自分で考えて、判断するときに医師の意見を確認する。この鉄則は透析には必要だ。

 

血圧もそうだが、導入時は透析時間を3時間・3回/週、そのあとは4時間3回/週、1,2してから4.5時間3回/週。そのあとは5時間3回/週を維持。仕事で遅くなると4時間になることも。

体調が良くなるにつれて、外食も増え、食べる量も多くなり、BUN、CREは増えていく。

もちろん体重の増え幅も5%を超えることも増えてきた。そのあと、コロナで在宅になり、時間調整もコントロールできるようになり、6時間3回/週に。そうするとBUNやCREは大幅に改善していった。

 

本当は、透析時間をのばすより、透析回数を増やすことのほうが、血液の浄化の効果は高いと言われているので、週4回に変更したい。ときどき曜日変更が必要なときがあるので、中二日を連続しないように、調整すると週4階になることがある。その時の血液検査結果を見ると、たしかに良いな。

 

 

ドライウェイト

DWを下げる判断としては、

・安定しているときの心胸比を基準とする

 透析前の測定なので、体重の増え幅で心胸比は変わるが、毎回、大きく除水の量が変わるわけではないので、あまりきねせずに参考とする。すると、DWを切り替えた前後で心胸比がどのように変わっていくのか、安定しているときとどれだけ違うかの傾向が見えてくるので、DWの見直すタイミングかがわかる

 

・むくみ

 手足のむくみに敏感に感じ取ること

 なんとなく、むくんでいると、靴を履いたときに感じるが、自分の感覚で数値化し、むくみがひどくなっていないかを判断する。靴下のあとの形状とか、指の太さとか。